2012年11月1日よりホスピスを５１床に増床致しました。従来より早くご相談からご入院までご案内が可能となります。ホスピスを必要としている患者さまが、必要とするタイミングでご入院頂けるよう努めてまいります。
ご挨拶
緩和ケアはがんと診断された時からはじまります。実際には症状が現れた時から患者さんは身体的にも精神的にも痛みと闘っています。診断されたとき、手術や抗がん剤などの治療の時期、再発がわかった時、そして終末期など、時期によって直面する苦痛や苦悩はさまざまです。つらかった時期を聞くと多くの人が再発を告げられた時と答えられます。厳しい治療を支えてきた希望を見失いそうになった時、家族以外にも支える存在があれば心強いと思います。
がんの治療の進歩にともなって経過も長期間になっていきます。がんは落ち着いているものの合併症で苦しむ患者さまも多くいます。緩和ケアをこれらがんと向き合う多くの患者さんと家族に広く長く、間断なく届けたいものです。増床によってこれがかなうことを期待します。
院長（ホスピス長） 伊藤 則幸
お問い合わせ先
ガラシア病院（医療相談室）
TEL 072-729-2345（代表）
